支点作成 WEBBINGⅡ
ガースヒッチ&リダンダント
ガースヒッチ
メリット
シンプルや3バイトのデメリットに荷重が抜けると下に落下するデメリット。
ガースヒッチは、巻き付けているためにそのデメリットを解消する。(ただし、摩擦抵抗の少ないガードレールのような物では厳しい)
また、スリングなどでは素早く作成することが出来ることもメリットである。
デメリット
2重のみなので強度は大きくない。またウェビング同士の干渉が非常に気になる。
使用するなら、引かれる方向を考慮し、写真2の様に出来る限りウェビング同士が干渉しても負担を軽減させるように工夫が必要。
写真2
2重のウェビング、干渉を考えると、シンプルアンカーよりも強度が低い支点になる
リダンダント
この支点作成はウェビングを予め2重に重ね、支点に巻きつけ2重で結びを作成する。
メリット
2重で結んでいる為、2重、2重の合計4重になるので強度も大きい
シンプル、3バイト、ガースヒッチも、もし、断裂してしまった場合には当然、支点は崩壊してしまう。
2重で結んだリダンダントは、もし、内側が摩擦抵抗で断裂したとしても写真2の様に、完全に崩壊することなくバックアップが取れている。
写真2
デメリット
シンプルや3バイトと同じで荷重が抜けると落ちるのがデメリット、そして、2重で結んでいる為に結びに時間が掛かるのもデメリットだ。