支点作成 WEBBING Ⅲ
ラップ3プル2
ラップ3プル2
ロープレスキューでは非常に良く使われる支点作成です
言葉のとおり支点物に3回巻きつけウォーターノットを作成、支点物に巻かれた2本引かれる方向に引き、結び目を支点物に当てる。
メリット
結び目を引かれる方向に引いており、荷重は巻きつけたウェビングの殆どがその摩擦で軽減することが出来、結び目に負担がかかりにくい、そのため、ロープ、ウェビングでも荷重が掛かれば最初に断裂するのは結び目であり、その結び目に荷重が掛かりにくいと言う事で、ウェビングの強度そのものに期待することが出来る。
また、巻き付けているためにこれまで、紹介してきた支店作成のの殆どが荷重が抜けると下に落下してしまいますが、ガースヒッチと同じように荷重が抜けても下に落ちないと言うのがメリット。
デメリット
あまり、思いつかないと言うのが正直なところで、確かにシンプルや3バイトに比べると作成には時間が掛かるものの、それ以外のデメリットとしては、3回巻きつけるために少し長めのウェビングが必要。と言ったところではないでしょうか。