高所で作業を行う場合には、墜落による労働者の危険を防止する為、高さ2m以上の場所では作業床の設置が義務づけられています。(安衛法518条第1項)
しかし、作業床の設置が困難な場所などではロープで労働者の身体を保持し、ビルの外装清掃等を行う、いわゆる「ロープ高所作業」を用いざるを得ない場合もありますが、近年、結び目がほどける等により墜落した死亡災害が多発しています。
そこで、ロープ高所作業による労働災害を防止する為に、同作業の危険防止に関する規定が新設され(平成28年1月1日施行)、これに伴い事業者による労働者に対する特別教育が義務付けられました。(平成28年7月1日施行予定)
足場を使えないときに、ロープにぶら下がりながら高所作業を行う場合には、あらかじめ、この教育を受けておく必要があります。
のり面作業
ビルメンテナンス業
建設・土木工事業
点検調査事業
消防・警察・自衛隊
講習料金お支払いは銀行振込(前払い)、またはクレジットカードでのお支払いでお願いします。
官公庁など公費での参加の場合は銀行振込(後払い)、講習終了後の振込も対応させていただきます。
申込書
<安全衛生規則第36条3項40号>
電車でお越しの方は、横瀬駅からの送迎を行いますので事前にお申し付け下さい
(要予約)西武秩父線 横瀬駅 8:30集合
※昼食は名栗げんきプラザでご用意しております。
・特別教育修了者のみが作業に従事できる
・ライフライン設置の義務化
・メインロープの強度、安全帯・保護帽などに満足すべき条件を設定
・事前調査実施、作業計画作成、作業指揮者指名、作業開始前点検の義務化
これに対して、当協会の「ロープ高所作業特別教育」は、次のような特長があります。
・すべてのロープ高所作業に共通する、基本的な知識をお伝えします。
・学科講習(4時間)と実技講習(3時間)を1日で行います。
・初心者でも受講できます。
・法令・通達に基づいたカリキュラムです。
・定期開催している講習センターがあります。
法令の要求も基礎的な内容だけですので、例題とした作業の内容に関わりなく、のり面作業だけでなく、ビルメンテナンス、林業やレスキューに携わっておられる方々でも、特別教育修了の資格を取得することが出来ます。
◆フルハーネス型墜落制止用器具特別教育の同時実施
レスキュージャパンの高所作業特別教育のプログラムでは、参加者のニーズにお答えし、下記の経験をお持ちの方には、1日でフルハーネス型墜落制止用器具特別教育の同時実施が可能。
消防や警察等の方で、ハーネス等を用い、三打ち救助の経験が6ヶ月あれば、1日で両方の修了証の発行が取得出来て大変お得な内容となっております。
(経験要件)
高さ2m以上の箇所、作業床が設置困難でハーネス型墜落制止用器具を着用6カ月以上の従事経験をお持ちの方
高所作業特別教育の受講にてフルハーネス特別教育の修了証の発行も行います。
なお、当日会場にて経験の有無の確認書へサインをお願いいたします。
・フルボディハーネス(ロープ吊下がり用。レンタル有1,000円)
・ヘルメット(レンタル有500円)
・革手袋
・レインウェア
・実技可能な服装
※レンタルご希望の方は当日現地にてお支払いをお願いいたします。
※実技は体を動かしていただくことになりますので、各自しっかりと水分補給等の体調管理をお願いいたします。
消防・警察関係者など訓練されている方が対象となっております。
一般の方は2日間講習を受講してください。両講習とも受講証明書の発行はしておりますので、ご安心ください。
◆フルハーネス型墜落制止用器具特別教育の修了証発行
(経験要件)
高さ2m以上の箇所、作業床が設置困難でハーネス型墜落制止用器具を着用6カ月以上の従事経験をお持ちの方
※恐れ入りますが、振込手数料はご負担下さるようお願い致します。振込名義は申込書と同じ個人名、または会社名でご記入下さい。お申し込みから5日以内に振込みをお願いいたします。
8日以前 | 7日~4日 | 3日~前日 | 当日 |
無料 | 30% | 50% | 100% |
※当協会が中止(悪天候の場合等)と判断した場合は、全額返金いたします。
10名様以上が集まれば、講師を派遣しての出張講習も可能です。
なお机上と実技の講習実施場所の準備や打ち合わせをお願いしています。
料金は、出張先までの交通費及び宿泊費と受講料×人数分となります。お見積り無料。
お気軽にお問い合わせください。