支点作成
ロープで支点を取る
@8の字結びで支点を取るメリット・デメリット
メリット
結び目よりロープは破断しますが8の字結びはロープの強度ダウンが約20%と低い値をしめます。使用頻度や経年劣化でロープの強度が十分に無いと思われる場合は出来る限り強度ダウンの少ない結びを選択することが望ましいと思われます。
デメリット
ロープの長さ調節が困難、また左右に引く力がぶれる場合は支点に接触している部分には摩擦による負担がかかる。
@もやい結び(端末処理が少し変形)で支点を取るメリット・デメリット
メリット
支点の大きさに関わらず長さ調節が容易。迅速性には8の字結びより早く作成が出来ます。
デメリット
端末の処理が必要になります。ダブルオーバーハンド、もしくは写真のように使用するロープと平行になるようロープを通す。8の字結びに比べるとさらに約10%強度がダウンします。また左右に引く力がぶれる場合は支点に接触している部分には摩擦による負担がかかる。