激流下では足を水面近くまで上げた防御泳法(ディフェンシブスイム)を行うことが必須です。
その理由は、足を水面に沈めていると、フットエントラップメントに陥るリスクが高くなるからです。
フットエントラップメントとは、足が罠にかかってしまうという英語です。
すなわち、水面下に足を沈めていると、足が川底の岩と岩の隙間などに挟まってしまい、抜けなくなってしまう状態になる場合があります。
足は岩に挟まり、上体は川の本流の力で流され、足が折れてしまい非常に危険なトラブルになってしまいます。
この状態を避けるために、水面近くに足を上げます。
また、フォワイトウォーターは、空気を約50%含んでおりPFDの浮力が十分出ません。
ウォーリーを探せ!ではないですが、救助者が沈んでしまっている状態が見てわかるでしょうか?