過去のメルマガより

 今回は過去のメルマガを抜粋しました。
シンポジウムでは、メルマガ見てますよ。との声も頂き感謝しています。
現在、毎週木曜日に配信していますメルマガも
現在は登録しているかたが1000人を越えるまでにもなりました。
ありがとうございます。
メルマガは出来る限り、知識や技術面を中心に。
製品紹介にしてもその製品の特徴(利点・欠点)なんかも
紹介できればと考えております。
下記は、過去に配信させて頂きましたメルマガを貼り付けました。
まだ、登録されていない方、一度 拝読してみてください。
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                          アイ加工とノット
ロープ・テープに関わらず、”SEWN RRODUSTS(縫製されている製品)”
は現場で作業の効率化に貢献している製品の一つです。
スリングやバウンドループプルージックなど、末端同士を縫製し輪の
形に加工したもの、アズテックキットのコードにあるように、末端に
輪をつくるアイ(eye=目玉)加工があります。
アイ加工のある製品は、ロープ長を最大限有効に使え、実際の作業時に
十分な強度を持ち、安全性・利便性を兼ね備ている製品です。
一般的にノットによる強度低下はよく理解されており、8の字系では約2割のロープ強度が
失われると言われます。製品素材が高分子繊維であり、その配向の苦手な向きへの
力が加わる為に起こります。
8の字系ノットで曲げられているすべての部分が影響します。
実際に、あと数センチ引きたい、ロープを余分に必要とした時に、ともすれ
ば、障害ともなるコブができる。という点もあります。
スターリン社の製品をあげてみます。
環状加工製品の強度について、ウェビングを対象としたものですと22kN
周辺の値を定めています。
HTP11mmMBS34.1kN(伸び率10%MBS=2.9%)の製品については、
アイ加工製品とした時はMBS31.8%です。
ノットとアイ加工についてそれぞれ長所・短所があり、一概にどちらが
良いとは判断できません
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