スイフトウォーターレスキュー(SRT1)@京都を実施

スイフトウォーターレスキュー(SRT1)の講習を京都で行いました。

 

先日からの雨で程よい水量で実施出来ました。

2日目はご覧のような雨模様

 

雨のなかハイラインチロリアンや2ポイントテザーシステムなどを行いました。

 

3日目はうって変わって晴天の中、急流でのスイム等を行いました。

 

 

梅雨もそろそろあけて、水遊びのシーズンがやってきます。

 

河川で遊ぶ際にはライフジャケットを装着して遊ぶ。

 

また万一、河川で溺れた人がいた場合には、二次災害防止の意味でも出来るだけ飛び込んで助けない。

 

増水気味の保津川での訓練であらためて、水のパワーや怖さを実感しました。

2テンションシステムのデメリット

2テンションシステム、またの名をツインテンションシステム、またまたの名をミラーシステムやミラードシステムと呼ばれる方法です。

 

従来のメインビレーシステムと違うやり方で、メイン100の荷重、ビレーは0の荷重でシステムを運行させるのではなく

 

1本のロープに荷重50%、もう一本の荷重に荷重50%と双方のロープに荷重を乗せて行う方法です。

MPDが出てからロープレスキューのシステムの運用方法が大きく変わった方法ですが、数年前にMPDの開発者のカークさんからプロトタイプのMPDとともにそのやり方を教えてもらった時には、これほどまでに注目されるとは思っていませんでした。(汗)

 

メリットは、当社で行うテクニカルロープレスキュー(TRR)でもご紹介していますし、色々な所で語られているのであえて語ることは今回はしませんが

 

梅雨のこの時期ならではのあまり語られることのないデメリットについて記載します。

梅雨ならではの、MPDやクラッチやマエストロを使ったツーテンションシステムのデメリットは以下です。

 

 

「なんじゃこれ」となるかも知れませんが。この写真は、泥まみれになった、白色ロープです。

 

そうなんです。泥や雨の環境での2テンションシステムは、非常にやりづらいです。

 

ロープが思い通り出ない、出ない。スースーと意図しない出方になります。

 

こんな時は、元祖の”ブレーキバーとプルージック”のメインビレーシステムが個人的な意見ですがやり易いです。

 

梅雨ならではの話題でした。

道具の進化 ハーネス編

世の流れには逆らえません。道具も、やり方も、考え方も日々進化していきます。

今回はハーネス編

少し前のハーネスの背面です。

こちらは新しいハーネスの背面

レストレイント用の部分が鉄の金具から布へ変更されています。

重いからか、鉄は錆びるからか、はたまた取付のヒューマンエラー防止なのか、それともこられすべてなのか

また、よくみると、腰パットも大きくなっています。

道具に限らず日々、改善改良かもですね。

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