アリゾナボーテックス講習埼玉追加 2021年1月16日

昨日まで、埼玉で2日間のアリゾナ講習を実施しました。

初日はあいにくの雨でどうなることかと思いましたが、2日目は晴れて写真の通り滞りなく実技を実施ました。

 

 

写真は、二脚のAフレームの設定と担架の取りまわし

 

施設に2日滞在したため、施設のスタッフの方と日程の調整を行い

満席だったアリゾナ講習埼玉に追加日程を設定しました。

 

新規 2021年1月16日(土)~1月17日(日)

 

https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111501025.html

 

よろしければご検討よろしくお願いいたします。

 

 

デットマンアンカーを使用したテンションダイオグナル

先日のSRTでは、川岸で支点を取ることが出来ず、即席でのデットマンアンカーを活用しました。

デットマンアンカーとは、和訳すると、死んだ人のアンカーです。

 

この名前の由来は、地面を掘り返して抵抗となるもの(木など)地中に埋めて土や砂を掛けて埋め込み
まるで死体を埋めたお墓のように見えることからそう名付けられています。

 

 

補助のスタッフが1名で短時間で作成する必要があったため、それほど深く埋め込むことは出来ませんでした。
強度的にはそれほど強い物ではないことを前提に、河川に斜めの展張線(テンションダイオグナル)を作成しました。

 

 

必要に応じて、より深く埋めたり、複数アンカーを設置するなどすればより強固なアンカーと出来ます。

今回は、リバーレスキューであり、万一、アンカー崩壊となっても落下の衝撃荷重がかからない事
貼り具合や角度を計算してアンカーに負荷があまりかからないように設定しました。

 

 

十二分とは言えないですが、十分にリバーレスキューのアンカーとして使用することは出来ました。

このデットマンアンカーは、支点の取りにくい、雪山などでも用いられる応用的な支点の取り方です。

RESCUE JAPANブログ