ロープレスキューでのアンカーマネジメント(支点作成の考察)

しばらく前に、アンガーマネジメントという言葉が流行りましたが、ロープレスキューでは、アンガー(怒り)もさるころながら、アンカー(支点)のマネジメントが重要です。
 

今回は、以下の写真をもとにアンカーのセッティングについて検討したいと思います。
 

 

写真は、俗に言うボムプルーフアンカーです。ボムと略称で呼ばれることもあります。

 

正確な定義はありませんが、ボム(爆弾)を投げても壊れないくらいの丈夫なアンカーで、それくらい強いものであれば、メインとビレーの2つを一つのアンカーにかけても大丈夫という位置づけで使用されます。

 

そのボムプルーフアンカーのセッティングですが、

私の好みは、写真の通りのセットです。 

ビレーは操作しやすいように腰高にセットします。

自確は、ビレー等の操作の邪魔にならないように一番下へ。
      

メインは、万一の破断で、プーリーが飛んで来ても大丈夫なように太もも下へ。
 

状況はもちろん、好みもあるので一概には言えないところもありますが・・・

アドバンスロープレスキュー3

みなさん

こんにちは。めっきり寒くなってきましたね。


アドバンスロープレスキュー3

宙吊り救助。救助者が要救助者の上に位置したり、下に位置したりと双方のセッティングを行います。



また、チームレスキュー、個人レスキュー、その半分?の方法などバラエティーを実施。
結びもインターロッキングボーラインなど。
写真撮り忘れました。


また、インターロッキングボーラインの他のノットとのメリット(デメリット)を質問頂きました。
実感して頂けるように次回はセッティングを変更します。説明はしたのですが、やはり見える化して体験して頂いてこそですね。



アズテックの使い方のバリエーションとも含め、カナダ流から小変更します。

次回は、ノット含め写真忘れず撮っておきます。


次回は京都で開催
2023年12月15日


https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500211.html#mainimg


よろしければ。

アドバンスロープレスキュー1@埼玉

アドバンスロープレスキュー1を埼玉で開催しました。

 

 

 

写真は、ガイディングラインの様子。

 

アドバンスロープレスキューは、テクニカルロープレスキューで行った基本項目を根本にして、少しテイストを変えるだけで応用的な幅の広がりを実感して頂ける内容になっています。

 

 

午後は壁面での担架の縦での出し入れのVストラップを実施しました。入れ込み方も発想の転換で倍力をばらして引き込む方法などをご紹介しました。

来月は京都でも実施します。

 

よろしければご検討ください。

 

RESCUE JAPANブログ