今日からは、ハイラインの張り込みを中心に行なっていくことになりました。
午前中は、机上講習で各種のハイラインについてとその考え方を学びました。
午後からは、現場にでて張り込みです。
日本でもおなじみのハイラインからあまり見ないものまで、各種を行ないます。
その中でも面白いと思ったのは、自立するAフレームです。
Aフレームを支える、ガイラインと呼ばれる支えのためのロープがどこにもありません。そのかわりに、ハイライン上に、プルージックとアズテックで支えをとって、Aフレームを自立させています。ハイラインをガイラインとして利用する形です。
名前は、Aフレームウィズアウトガイラインということで呼ばれていました。
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アメリカ研修6
その次には、Vフレームを改良して、アリゾナボーテックス開発者のリードさんも行なったことのない、前がAフレーム、後ろがジンポールコラボのセッティングです。
前がAフレーム、後ろがジンポールです。
横からの図
このセッティングもVフレームをセットするような前も後ろも切り立っているような場所でセットし使うとよいとのことでした。但し、このセッティングは、訓練として行なった要素が大きいものでした。
アメリカ研修5
前回の続きのチームペースでの担架のスクープのシステムを紹介します。
メインとビレーを担架にセットし、スクープ用のラインをもう一本用意します。
スクープ用のラインには、定滑車と動滑車の2つをセットしアンカー側には、倍力システムを準備しておきます。
下図を参照
写真で見るとこんな感じです。
担架上部のセッティング
担架下部のセッティング