研修の2日目は、なんとビックリのアリゾナボーテックスの立て方を行ないました。
名付けてVフレーム
Aフレームの頭が地面方向に刺さっています。
全体像はこんな感じ。
岩がこんもりと盛り上がった場所に立てるフレームのセットです。
右の三角のマークが担架
左が倍力システムで上げる部分になります。
完成形のサイドビューです。
メインは、ART2で行なう担架のスクープの応用系のチームベースでの担架スクープを行ないました。
システムについては明日紹介します。
カテゴリー: 海外研修
アメリカ研修3
新しいカラビナを見つけました。
ゲートが2つ付いているカラビナです。
片一方のゲートを開けると開閉が出来ます。
2つゲートがあるのでワイヤーゲートの安全性をましたものと言えます。
今後、流行るか否か見守りたいと思います。
アメリカ研修2
前回の続きです。
レイジーレッグをセットしたあとに、今度は救助者をメインラインに乗せて要救助者を助けに行くステップへと移ります。
今回のシステムは、トラッキングラインというシステムで、メインラインにプリーを付けトラッキングラインと呼ばれるテンションを張れるラインにそって降下、上昇させるシステムです。
文章では、少しわかり難いので写真を見て下さい。
黄色の斜め下に走っているラインがトラッキングラインでこのロープにそって降下していきます。
写真を見ると斜めに張られたハイラインと同じように見えますが、上の写真は、トラックキングラインを張りすぎ壁から放しすぎたので次の写真では、トラッキングラインを緩め壁沿いに沿っておろしていく様子がわかります。
基本的な考えとして、重力方向にまっすぐ担架等を下ろしていき、途中で障害物があればこれをよけるために、トラッキングラインを張り込み避けれるようにしたシステムをトラッキングラインオフセットと呼びます。
オフセットって?という話しは、またおりを見て紹介します。