NFPAライトユースがなくなりました!

久々のブログの更新です。
今度のNFPAの改訂で、ライトユースがなくなります。 

そして、かわりに新しく出来るのは、テクニカルユース(略してTユース)です。 
これまで、ライトユースというとGユースに比べてなにか、頼りないとか弱いとかいうイメージが持たれがちでした。
なので、このような認識を払拭するために、名称が変更されました。 
Tユースは、Gユースとくらべて、よりレスキューの知識や技術をもった人が使う器具との位置づけに変更になりました。 
経験度、使い方、持ち運びの難易度等に応じて器具を取捨選択しようという考えに私は賛成です。
今後、Tと刻印された器具を見るのが楽しみです!

方向性の8の字 VS 蝶結び

 この間、方向性の8の字と蝶結びについて質問されました。
違いは?と
基本的な用途は、いずれもロープの中間点(エンド以外)にノットをつくり、なにかを連結させようというものでかわりわありません。
私は、最近では方向性の8の字を使いません。
気にいっているその訳は、蝶は
”両方向に引けるのでわかりよい”
シンプルイズベストですわー。

ノットの強度 蝶結び

 以前スターリンのカタログのデータからノットの強度を以下の通りまとめましたがその中に、蝶結び(バタフライノット)の記述がなかったので、ここに追加してまとめておきます。
バタフライノット 60-70%
(出典 line on line)

スターリンが出しているノット強度と今回の蝶結びをまとめました。
ノーノット 100%
もやい   70-75%
8の字   75-80%
2重手ぐす 65-70%
巻き結び  60-65%
ウォーター 60-70%
蝶結び   60-70%

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