皆さん
こんにちは。
レスキュジャパンの宇山です。
更新が久しぶりになってしまいました。
すいません。
本日、京都でアドバンスド得レスキュー1コースを実施しました。
内容は、斜めの展張線を利用したガイディングラインと担架を縦に出し入れするVストラップです。
まずはガイディングラインから
最近よくテルファーのことについて質問を受けます。
ガイディングラインとの違いはいくつかあるのですが、まずはロープがガイディングラインは上からの1本
テルファーは上からと下からの2本となっています。
動き的には、ガイディングラインもテルファーも下方に降ろすには、上のメインのラインを下げていくことで同じですが、垂直方向には、ガイディングラインは、展張線を緩めるだけですが、テルファーは、下から伸びたつるべのラインを緩めることも出来る違いがあります。
また、テルファーは基本ハイラインとしての展張度が高いですが、ガイディングラインはあくまでもガイドのラインで展張度は低いというやり方のイメージです。
但し、上記の写真では、倒木をさけるために応用的にかなりガイディングラインをあげているので展張度もあがっていますし、リスクも高くなっています。また、今回のコースは参加者の方が少なくビレーのラインを出せなかったのでリスクが高く、本来の高さをあげずにいくという方法もとれなかったですし、ビレーがないのでメインの方にトラブルが発生した時に、斜めライン上を担架が走って行って危ないことになる点をご確認下さい。
そう考えると、テルファーってつるべの動きが付加されていて、その分の動きが出るだけでそれほどメリットがないように個人的には感じます。
上下等の説明ややこしくてすいません。
昼からは、Vストラップです。
テクニカルロープレスキュー(TRR)では水平方向に担架を出します。
また、高取り支点が取れないときは、エッジマンを足と頭に2名出しますが、そんなことしなくても応用的知識があればこのように縦方向に出せば簡単です。
色々な応用の知識がありますが、私は、このような実用的な応用の技が好きです。
次回は、東京で6月19日に開催しますので関東方面の方はよろしければご参加下さい。
http://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500207tokyo.html
今回は久々のブログでした。
サボらずに定期的に記載していこうと反省していますので皆さま今後ともよろしくお願いします。
カテゴリー: ART
アドバンス講習
本州は南の地域でアドバンス講習を行いました。
普段とは違うロケーションで新鮮でした。
今回の講習は木での支点でなく岩を中心に使用しました
岩のエッジは鋭く、エッジプロテクションも消防ホースも有効的でした。
こう言った場所でのフレームは有効的でした。
太平洋がすばらしく美しいロケーションでした。
アドバンスロープレスキュー1
本州は南の地域においてアドバンスロープレスキュー講習を行いました。
斜めにロープを張るガイディングラインシステムは
急な斜面から、凹凸の斜面において有効的なシステムです。
アズテックキット
単純な倍力システムですが、有るのと無いのは違うなぁと
今月に入りアドバンス講習を重ねて行い改めて思います。
営業的な言葉に思えるかもしれませんが
コンパクトな倍力システムは力を発揮すると感じられます。