SRT1 北山川

 北山川にて急流救助SRT1講習を行いました。講師派遣依頼で呼んで頂き感謝です。
昨年の台風12号の影響を受けた奈良県、和歌山、三重県の被害の爪あとを北山川に行くまでの国道311号線を走行中に見ることが出来ました。これまでに川の増水は幾度と見て見慣れてはいるのですが、土砂崩れ、増水時の水位の高さなど、つい車を引き返し見てしまいました。

川はカーブの外に外に流れが集まりますので、外側は流れが強く外側(岸)が削られます。

昨年の水位が上がった位置がはっきりと分かります。右岸をみると木が無い壁面は
すべて水圧により刈られたところになります。

講習の様子です。上流と下流の水面が違い、落差があることを意味します。
上流より川の状況が確認出来ない状況であればボート等で下る場合には
ボートから降り状況を確認します。

要救助者を引いて泳ぐ。進んでる気がしないほどに大変な行為と言う事が
体感して分かります。

山口県にてSRT1講習

 山口県にてSRT1講習を行いました。
川の水圧は見た目以上にきつい。

水圧は見た目以上にきつく、水中に入ると写真の様に1人では立つことも出来ず
後ろからのサポートを必要としています。
下流側の方が立てる理由には一番前の方が水圧を受け下流側には水圧が掛からない為です。

障害物の下流側に水圧(流れ)が無いことが分かれば、写真の様に
障害物の下流側でボートを簡単に停めれることも出来ます。

引き続き SRT1講習を行いました

徳島県 吉野川にてSRT1講習を行いました。

 急流救助には泳ぎは欠かせません!
泳力も必要ですが、流れの強弱をいかに見極められるか。これ重要です。

1人で泳ぐだけでなくチームで泳ぎ、限界を上げる。

本や、ブログ、インターネット、聞くだけでは分からないのです。
体感、経験しないと、適した装備の必要性が分からないのです。
知識・技術を得ると救助の限界が上がります。

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