ART2

 

 


6月19日(木)と7月9日(水)に京都でアドバンスレスキューの第二弾としてART2を開催します。
今回の内容は、パーセルの作り方や使用法についてが1項目、宙吊りになったよう救助者を担架で掬いあげるスクープレスキューが1項目の合計2項目になります。
興味のある方は募集要項のPDFファイルもご覧下さい。

スクープレスキュー
申し込み詳細はこちらのページで!

 

アメリカ式ヨーロッパ式の大きな誤解

 

 


アメリカ式、ヨーロッパ式とロープレスキューの方式を区別していますがそこにはある意味大きな誤解が含まれています。
アメリカ式 プルージックを多用する
ヨーロッパ式 器具を多用する
なぜなら、プルージックはヨーロッパはオーストリアの登山家であるプルージック博士(1896-1961)によって開発されたヨーロッパで使用されているヒッチだからです。
よってプルージックを使うのがアメリカ式ということには矛盾が含まれています。
さらに、アメリカ式(?)でレスキューロード(200kgmass)以上に対して使われるタンデムプルージックビレーは、カナダのブリティッシュコロンビアで行われた実験の結果その有効性が提唱されたカナダ式(?)の確保の仕方です。
ここで私が言いたいことは、アメリカ式ヨーロッパ式などと区切り食わず嫌いになって一つの方法に固執するのはナンセンスだということです。逆に、広い視野でもって色々な方法を取り入れ、自分たちの組織で何度も訓練検証し、自分たちに適したやり方を取り入れることこそキーポイントだと思います。

 

バスケット

 

 


ネットサーフィンしていたらたまたま消防の方が使っているオレンジ色の担架で救助訓練をしている写真を見つけました。
テキサスロープレスキューという所の写真です。
http://www.texasroperescue.com/Photographs/pages/AMFELS2006%20030_jpg.htm
http://www.texasroperescue.com/Photographs/pages/AMFELS2006%20037_jpg.htm
これって日本で使っている担架と同じものなのでしょうか?
もしそうならこんな使い方も出来る可能性あるんですね。

 

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