大洲TRR

 

5/16~18まで愛媛県の大洲でTRRーTを実施しました。
今回の実施場所は、築70年の廃校になった小学校で寺子屋的な雰囲気での机上講習でした。


実地講習においても、Aフレームがいつもとは一味違った設定になりました。場所的に、前にアンカーを取ることが難しく、後ろのみでフレームを支え、これを補助する形で左右に人がついてシステムを運行する形です。

こんな形になります。横から。

前からの図。
最初に設置した時、フレームの倒し角度が浅かった事と、折り返しのプーリーの位置がフレームの後方にかなり出すぎたことが重なり、降ろしから引き上げに切り替え倍力をかけるとフレームが後ろへ倒れこみフレームを制御することが出来なくなりました。

人が押さえつけてもフレームが倒れこんでいる所
そこで、Aフレームに以下の修正をかけました。
1.メインラインの半分の角度にフレームがくるように倒し角を増やした。
2.プーリーの位置をフレームから離れ過ぎないように調整した。

調整後のAフレーム
設定しなおした後は、安定してシステムを運行させることが出来ました。

 

ハイドロバー

 

 



新しい下降器を紹介します。
名前をハイドロバーといい。キャニオニング(滝くだり)をするための下降器として開発されたものです。

この下降器は、シングルでもダブルでもいずれのロープにもセットできるようになっています。
また、降下中にロープを本体に巻きつけることによって容易にフリクションを調整することが出来きます。
エイト環と違いロープをまっすぐにセットするためキンクを生じることがありません。

 

ウェービングのカッティング

 

 



ウェービングのちょっと便利な小技を紹介します。
ウェービングを通常使うときは、ウォーターノットで結んで使いますがこの時、より便利に扱うために、端末のカッティングを真四角に切るのではなく、ループ等に通し易くするために、写真のように斜めにカットを入れます。

ちょっとした知恵で使いやすくなるので一度お試しあれ。

実際に使ってみた感想等のコメント頂けるとうれしいです。

 

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