アメリカ研修3日4日

この2日間は、アリゾナボーテックスの使い方についてでした。
アリゾナボーテックスとは、既製品のハイポイントアンカーのことです。マンホール救助で使う3脚やAフレームの発展系と考えてもらえばOKです。
アリゾナボーテックスのメリットは適用出来る場所が多岐に渡ることです。ハイポイントアンカーが欲しい場所ならほぼどこにでも使えます。

朝7時からこの様な場所に集まり講習が始まります。

横からのボーテックス

担架をかましたところ

アメリカ研修2日目

本日の研修の中心は、AZTEKの使いかたについてでした。
AZTEKとは、アリゾナ テクニシャン エッジ キットの略でウエストポーチの中に、8ミリのロープが20mとこれにつながるプルージック類と逆エンドにダブルプーリ2つで作った5対1のシステムがついているものです。
これらを使ってエッジ際の作業で自確をとったり、軽微な作業時のビレー、降下、上昇、逆エンドのシステムを使ってAフレーム周りの倍力作り、担架システムへ使用して要救の担架の引き上げ等に幅広く使えるものです。
救助者各自がAZTEKを腰にぶら下げていているとエッジ際での作業が素早く、効率的に出来るメリットがあります。

AZTEKの担架システムへの適用

AZTEKを使っての下降

ロープ担ぎ実習中の一コマ

アメリカ研修1日目

阿部さんと共に2月19日からアメリカに研修に来ています。
初日は、オリエンテーリングから始まり、レスキューの考え方、ノットやメカニカルアドバンテージシステムを行ないました。
以下の写真は、熱心に二人が講習に参加している一コマです。

インストラクターの奥さんと国際交流

メカニカルアドバンテージシステムの作成
今回の講習では、もやい系の結び方の応用をたくさんまなびました。フィギアエイト系に比べノットを作成する場所の自由度が高い事がメリットの第一でまた解きやすいこと等も考慮してとのことです。
当然、もやい結びなので端末処理はするのですが、ダブルオーバーハンドノットやリトレイス(折り返して結ぶ)にするようにと指導されました。
シングルのオーバーハンドでは端末処理がゆるくなりすぎることを嫌ってこのようにしています。
具体的な適用や写真等については明日以降に紹介します。
お楽しみに!

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