シングルロープテクニックとレスキューの対比

私、大学時代に探検部に所属していました。

当時、洞窟に入ったり、川を下ったりして過ごしていました。それが今の仕事になっています。

 

探検部の後輩が、中国の洞窟へ行きNHKの番組に関わっています。よろしければ洞窟の世界お楽しみ下さい。

 

https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20200216

 

洞窟探検で行われる、シングルロープテクニックは、番組では取り上げられないとは思いますが。

 

なお、通常のレスキューでは2系統ですが、シングルロープテクニック(頭文字をとってSRTと言われます)はこれとは違います。

 

違いを明確にすると

 

レスキュー 2システム、2ポイント

SRT    1システム、2ポイント

 

2系統では行動制限される状況では、1本のロープシステムで運行した方が安全もしくは行動の幅が広がるとの発想です。

 

但し、コネクティングポイントは、万一に備えて2ポイントとするのが基本となります。

 

より高い技術や安全配慮が必要となるテクニックです。

ヘルメット 名入れステッカー 動画

地味かもしれませんが、”今シーズンの新商品”

 

ヘルメットの名入れステッカー

 

具体的な張り付け方や実際のイメージのためにユーチューブビデオを作成しました。

 

 

仕上がり綺麗に出来ますのでぜひご検討下さい。

 

 

以下のページから注文可能です。

https://www.rescue-japan.com/SHOP/2200205307.html

 

よろしくお願いいたします。

 

 

ART4埼玉

埼玉でアドバンスドロープレスキュー4(ART4)を開催しました。

 

今年は暖冬で1月とは思えない気温の中、2ライン法、ディフレクションライン、コクーンストレッチャーを実施しました。

 

参加人数が3名と非常に少ないなか、倍力を引くのに高倍力の9倍、7倍などを設定し汗を書きながら引き込みました。

 

 

 

担架がない時に使用するコクーンストレッチャーでは、2ライン法で吊り上げてみました。

この担架に乗ったスタッフは「まるでハンモックに寝ているようだ」と感想を述べていました。

 

 

ディフレクションラインでは、対岸(ディフレクションライン側)の高さならびに谷間の深さがなく、ディフレクションのプリーとともにロープが下部に下がっていき、あらためて高さが必要なこと認識しました。

 

 

 

 

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