ライフジャケットの知識について

アメリカ沿岸警備隊 ライフジャケット – Types I-V

 

 USコーストガードは用途に応じた以下の種類のPFDを定め、法執行組織(消防、警察等)は、適切なPFDの選択、使用を要求されています。ほとんどの大人は、水面上に顔を上げるのに最低限約3kgから5.5kgのエキストラの浮力を必要とするため、各タイプのPFDは以下の最低基準の浮力が定められています。

  • Type I 10kg
  • Type II 7kg
  • Type III 7kg
  • Type IV (Ring Buoy 7kg Boat Cushion 8kg.)
  • Type V 7kg以上 

Type I – 沖合用ライフジャケット

このPFDは沖合の荒れた海洋でのサバイバル用です。通常、意識を失った人の顔をあげるような構造を有しており、最低限10kgの浮力を要求しています。このPFDは、レスキューされるまで時間の掛かる場所で浮いているのに最も適したPFDです。

 

Type II – 沿岸用ライフジャケット

このクラスのPFDは、大人用や子供用など各種サイズの物があり、穏やかな岸に近い場所で、事故に遭った場合にでもすぐにレスキューしてもらえる事を想定してある程度の浮力を有し、価格も手ごろなものに押さえられています。また、構造的にも意識を失った人の場合なんとか顔を上にあげられる可能性のある簡易な枕などの構造を有しています。

 

Type III – ウォータースポーツ用ライフジャケット

このライフジャケットは、ウォータースポーツ用で、動きやすく、装着感も快適なようなデザインがなされています。これらは、比較的穏やかな場所で使用されかつ事故時に素早いレスキューがなされる事が想定されていいます。よって意識がない人の顔をあげるための枕などがない物もあります。多様なデザインや浮力のものがあります。

 

Type IV – 投げるタイプの浮力補助

溺れている人に投げてレスキューするタイプの浮力帯です。クッション型や浮き輪タイプ等があります。このタイプのPFDは体に装着するものでないため、緊急救助用として使用する補助としての位置づけで他のタイプのPFDも装備しておく必要があります。よって、これらを子供用としてや泳げない人、意識を失った人のPFDとしては使えません。

 

Type V – 特殊用ライフジャケット

レスキュー用などの特殊用途で使用されるPFDで、カラビナなどを入れるポケット、クイックリリース等が付いたPFDです。要救助者を救助するために、基準を超えた、余裕を持った浮力があるものが数多く販売されています。

 

 

 

 

 

 

アリゾナボーテックスの合力について

アリゾナボーテックスの設定のポイントの一つは合力です。

 

メインロープが作り出す合力を読み、適切な位置に設定することが必要となります。

 

今回は、その中でも合力の状態がわかり易い、ジンポールの写真を掲載して合力の位置を確認して頂きたいと思います。

 

写真で、プーリーが向いている方向とジンポールが立っている角度が同じになっており、ポールが地面に対して串刺しになるような力が働いている様子がわかります。

 

これが正しい合力、合力を合わすということです。

 

合力のことを英語では、Force(フォース)というので、英語でフォースを発音するひともいます。

 

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ジンポール 合力バッチリ

 

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