レスキュージャパンの宇山です。
ロープレスキューで使われるアンカー(支点)の破断強度について気になり調べてみました。
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ガースヒッチ | 21.35kN |
シングルループ(内角90度) | 21.50kN |
ラップ2プル1(内角90度) | 24.51kN |
リダンダントダブルループ(内角90度) | 34.59kN |
ラップ3プル2(内角90度) | 35.14kN |
バスケット(内角90度) | 37.65kN |
ダブルループ(内角90度) | 38.77kN |
リダンダントラップ2プル1(内角90度) | 43.15kN |
CMCロープレスキューマニュアル 4TH EDITIONより抜粋
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なお、シングルループは、レスキュー3で言っているシンプルのことです。
リダンダントダブルループは、リンダンダントで作ったシンプルのことです。
バスケットは、スリーバイトのことです。
ダブルループは、シンプルを2回巻いた状態、ラップ2プル2のことです。
またバスケットが意外と強い数値が出ていますが、これはあくまでもウェービングを使った強度のことで、本にもスクリューリンクを使ったイラストで説明されているので、普通のシチュエーション(バスケットでカラビナを使った支点)での強度ではないことをお間違えなく。
シンプルが意外にも弱いので、ビレーの根本のアンカーや展張線の根本のアンカーには少し役不足がいなめないです。