TRR福岡

久々に九州福岡にてTRRを実施しました。
最後におこなったのが確か3、4年前だったと思います。
時間の経つのは早い物です。

ここでは、ビルの壁面を利用してハイアングルの項目を行います。
いつもより10mほど高く、上から見ると結構高いです。

ハイラインの項目も距離があり

左右へ移動させるラインがたれるので途中に上記の写真のような、ハンガーと呼ばれる
たれ防止策を施します。
ハンガーは、短い間隔で設置し出すと面倒なことになるので、20、30m間隔程度で、設置することをお勧めします。
今回は、少人数の講習会でアットホームな感じで進行しました。

余張をとれ?・・・

 ロープレスキューをしていて混乱する言葉の一つに
「余張をとれ」があります。
「余張をとれ」と言われると余張増やすのかそれとも減らすのか間違ってしまう場合があるのです。
状況みたらわかるだろという意見もあるとは思いますが、出来るだけ紛らわしい言い方はやめてシンプルに行きたいものです。
なんか良い言い回しないでしょうか?
1.余張を出せ?余張を減らせ?
2.それとも、ビレー張れ?、ビレーゆるめ?

岡山TRR

 岡山でTRRを行いました。
またしても雨・・・最近は、よく雨に遭遇します。
でも3日目は、曇り空ながら時折、晴れ間も見え快調に講習会を進めることが出来ました。

懸垂下降の様子

下降から登高器に切り替え登り始める様子

担架での要救助者の引き上げ、並びにエッジマンが壁面にでて補助する様子。
エッジ際で補助する人(エッジマン)が出る場合、スリング等で自確をとって簡便的に壁面に出る場合もありますが、一系統のリスクを十分に認識して下さい。
なにがしかのアクシデントが発生した場合、一系統では即墜落ということになります。
よって写真の場所のようなシチュエーションでは、エッジマンにも2系統の安全確保を取った上で外側に出ることをお勧めします。少し手間ですけど。

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