ブログを見ていただいてる方から、ところであんな砂漠のなかで、支点はどうやってとっているの?
と尋ねられましたので、支点の部分の写真を載せます。
こんな感じです。
岩の隙間を利用して厳重なアンカーを作成しています。
日本では、スピードに重点をおいて小さめのアンカーでやっていますが、やっぱ十二分に
強いアンカーを構築して行なわないといけないと感じた出来事がありました。
ハイラインを張り展張して救助者と要救の2人がハイラインを横断しはじめたところ、つけていた展張計が7KNを示しました。
想定した荷重は、3KN強でしたのでなんと倍の荷重がかかったことになります。
Aフレームは、傾くわ、アンカー周辺はみしみし言出すわでゲーゲーの状態になり、展張線の張り臣をゆるめるべくシステムをバックし伸ばしました。
ラインをゆるめると7KNを示していた展張計はみるみる数値をおとしていき、ホッと一安心の一こまでした。
アメリカ研修8
今回は、展張線のとめ方について紹介します。
通常、展張線は、ノーノットで木や岩に巻きつけますがこんなとめ方も出来ます。
クートニーキャレッジにピンをとおして回らなくして、それにノーっトでとめるという
やり方です。
巻いたあとのたるみは、クートニーの間からだし解けないように巻きでカラビナに留めて
おきます。
ネパール遠征
アメリカから帰国したのもつかの間、今度はネパールに研修に行ってきます。
ネパールは、ヒマラヤを抱えており、大地の勾配が世界でも有数の激流を生み出します。
今回は、ネパールでのゴムボートでのラフティングの訓練とスィフトウォーターレスキューの訓欄を行なってきます。
随時、ブログにアップしていきますのでお楽しみに。
時間は、交互するかもしれませんが、引き続きアメリカ研修の情報も載せていきます!