新しいカラビナを見つけました。
ゲートが2つ付いているカラビナです。
片一方のゲートを開けると開閉が出来ます。
2つゲートがあるのでワイヤーゲートの安全性をましたものと言えます。
今後、流行るか否か見守りたいと思います。
アメリカ研修2
前回の続きです。
レイジーレッグをセットしたあとに、今度は救助者をメインラインに乗せて要救助者を助けに行くステップへと移ります。
今回のシステムは、トラッキングラインというシステムで、メインラインにプリーを付けトラッキングラインと呼ばれるテンションを張れるラインにそって降下、上昇させるシステムです。
文章では、少しわかり難いので写真を見て下さい。
黄色の斜め下に走っているラインがトラッキングラインでこのロープにそって降下していきます。
写真を見ると斜めに張られたハイラインと同じように見えますが、上の写真は、トラックキングラインを張りすぎ壁から放しすぎたので次の写真では、トラッキングラインを緩め壁沿いに沿っておろしていく様子がわかります。
基本的な考えとして、重力方向にまっすぐ担架等を下ろしていき、途中で障害物があればこれをよけるために、トラッキングラインを張り込み避けれるようにしたシステムをトラッキングラインオフセットと呼びます。
オフセットって?という話しは、またおりを見て紹介します。
アメリカ研修初日 レイジーレッグ
アメリカ研修の初日です。
今、時差ぼけと戦いながらブログを記載しています。
眠いー。
それはさておき、初日はありがたいことに実技でした。
初日にパワーポイントの机上講習だと睡魔との闘いになります^_^;
まずは、アリゾナボーテックスを立てての担架の上げ下ろしからです。
ボーテックスは、レイジーレッグと呼ばれるサイドAフレームの一種からです。
写真をご覧下さい。
フレームを支える張り込みのガイラインと呼ぶロープがありませんが、これが完成形になります。
作り忘れとは違いますよ。
横からの図
写真では見にくいですが当然ボーテックスが動かないように何点かで固定しています。
具体的には、各足をウェービングで、本体をAZTEKで固定しました。
但し、名前の通り、荷重が乗ってきた場合には、3本目の足(サイドAの2本以外の足)は、あまり荷重が掛からず名前の通りレイジー(怠けもの)状態で時たま荷重を支えるような感じになります。