こんにちは!
この度、「ツーテンションロープシステム ワークショップ京都」講習会を開催することになりました。
ツーテンションシステムを安全にかつ効果的に運用するためには、このシステムのメリットやデメリットを理解した上で、状況に応じて時には、メインビレーも交えながらシステムを運用することが重要になります。
流行りだからツーテンションでなく、あくまでも原理や原則を理解し「何が、どう危ないのか?」を把握した上でシステムの運用をして頂きたいと思っています。
このコースは、ロープノットなどの基本項目はご紹介しません。基本を身に付けた方を対象とし、1日でツーテンションシステムを身に付けて頂くことを目標とします。過去にロープレスキュー講習会を受講したが、しばらくロープレスキューから離れていた方へのブラッシュアップとしてもご活用下さい。
「ツーテンションシステム」
いままでのロープレスキューでは、100%荷重をメインラインが受け持ち、ビレーラインは、万一メインのロープが破断した時に、救助者や要救助者が墜落しなようにバックアップのシステムとして上げ下ろしを行っていました。
このシステムのビレーの代表が、タンデムプルージックビレーでした。
その後、MPDを代表とする資機材の改良が進み、2016年頃から新たな方法としてツーテンションシステム(別名 ツインテンションシステムまたはミラーシステム)が開発されました。このシステムは、ミラーシステムと呼ばれるように、2本のロープシステムが鏡に映し出されたように、例えば1方にMPDをセットし、もう一方にも同じくMPDをセットして運行し安全を確保するものです。荷重は、それぞれのロープが50、50受け持つことになり、従来のメイン100、ビレー0からの大きな変化となっています。
ツーテンションロープシステム ワークショップ 京都 7/24(月)
https://www.rescue-japan.com/SHOP/51113023501.html
お申込みお待ちしております。