MPDの使い方の動画

お蔵入りしていた動画、MPDその使い方すべてをお伝えします。

過去に作りそのままでした。よろしければご参照下さい。

 

まさにマルチパーパスデバイスでロープレスキューが簡単になります。

車で言えば、オートマーです。基本的な事は、IDと変わりませんが

作業よりでなく、レスキューよりになっています。
第一回 セッティング方法

https://youtu.be/ANoRR88IEtg
第二回下降器・プーリー・倍力システム

https://youtu.be/1AGRvUc9D1A
第三回は、ビレー編

https://youtu.be/8uIJLNa00Rw
よろしければ!
2020年3月講習会実施中 空席あり
●ART3(ピックオフ) 
2020年3月19日(木) 京都
https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500211.html#mainimg
2020年3月25日(水) 埼玉
https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500211saitama.html#mainimg
●アリゾナ
2020年3月2日(月)~3月3日(火) 京都
https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500215.html#mainimg

調整できる高取支点 アズテック

先日、岡山でテクニカルロープレスキュー(TRRT)を開催しました。

 

岡山の講習会の斜面は、よい位置に高取り支点がなく、あるのは、エッジギリギリの位置に生えた木となります。

 

このようなケースでは、出入りの時にメインラインに荷重がかけることが出来ない状態で降りていくことになったり、逆に上がってくるときに、最後まであがることが出来ずに、高取支点の下のエッジまでしか上がってくることが出来きません。その状態から、斜面の上まで戻ろうとすると、メインラインをゆるめながら、エッジマンが引き入れることになり、不安定さが出てしまいます。

 

今回は、この状況を回避するために、調整高取り支点(アジャスタブルハイデレクショナル)としてアズテックを活用しました。

 

 

 

高取りしたい木に、ラップスリープル2を取り、そこにアズテックを下向きに引けるようにセットします。

そして、カラビナとプーリーを掛け、メインラインを通せば完成です。

 

まず降下していくときには、アズテックをつかわずに、地面にロープが這わすように進んでいき、ある程度斜面を降りたら、カラビナにかけたプーリーにメインラインを通し、アズテックを引き上げ高取り支点とします。

 

上がってくるときは、これとは逆の動きで行います。

 

メインラインにプーリーをつけたり外したりと少し手間取りますが、危険な出かたや上がり方をするのに比べて安全ですし、高取り支点がない状態でロープを地面に這わせた状態で運行するよりもはるかによいです。

 

機会があれば、調整高取り支点(アジャスタブルハイデレクショナル)お試し下さい!

 

シングルロープテクニックとレスキューの対比

私、大学時代に探検部に所属していました。

当時、洞窟に入ったり、川を下ったりして過ごしていました。それが今の仕事になっています。

 

探検部の後輩が、中国の洞窟へ行きNHKの番組に関わっています。よろしければ洞窟の世界お楽しみ下さい。

 

https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20200216

 

洞窟探検で行われる、シングルロープテクニックは、番組では取り上げられないとは思いますが。

 

なお、通常のレスキューでは2系統ですが、シングルロープテクニック(頭文字をとってSRTと言われます)はこれとは違います。

 

違いを明確にすると

 

レスキュー 2システム、2ポイント

SRT    1システム、2ポイント

 

2系統では行動制限される状況では、1本のロープシステムで運行した方が安全もしくは行動の幅が広がるとの発想です。

 

但し、コネクティングポイントは、万一に備えて2ポイントとするのが基本となります。

 

より高い技術や安全配慮が必要となるテクニックです。

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