アンカー ひばりの強度は弱い?

一般的に支点の取り方でひばり(別名 ガーズヒッチまたはラークズフット)は弱いと言われます。

確かにそうなんですが、工夫しだいでは強度を出して使うことも出来ます。

 

それは、写真のようにリダンダントにする。

または、2重にするなど重ね合わせを使うと強いアンカーに早変わりします。

 

 

なので単純にひばりは弱いとは言い切れない場合もあります。

但し、2重や4重にしても、ヒッチを折り返す角度を急に(極端な話し0度)すると強度の低下率は大きくなります。

 

ノットを作っても、2割や3割落ちるので、広い角度で使用するひばりに対して、あまり目くじらを立てる必要はないと思います。

 

工夫の仕方で色々変化させることが出来る、このあたりがロープレスキューの技術の面白みかも知れません。

逆に知識がないと危険性を高めることをしても気づかないのも怖いですね。

 

ともあれ、ひばりの利点は、絞り込むような形で、アンカーを取るのでずり落ちにくい事です。

 

下までずり落ちてしまう支点だと、下降器やビレーの操作性が悪くなってしまいます。

それを解決してくれるよいアンカーです。

 

使う用途や使い方の工夫で便利に活用できる、使い方によっては危険度を増す場合もある、何ともユニークな

アンカー「ひばり」についてでした。

 

 

待望のネーミングステッカー登場!

拡大PDFファイルはこちら

 

ネーミングステッカーの販売を始めました。

 

ご希望の方は弊社に電話もしくはメールにてご連絡ください。デザイン入稿方法なども含めましてご案内させていただきます。

Tel:0771-29-2108

e-mail:info@rescue-japan.com

ステッカー作成後は商品の性質上、返品は承れませんので予めご了承ください。

「2枚セット」とお得な「A4シート」をご用意。

フェルト付きのスキージーで、資機材を優しく擦ることにより美しい貼り付けが可能。

 

※当店ではステッカーの貼り付けは行っておりません。

 

アドバンスドレスキュー4

京都でアドバンスドレスキュー4を開催しました。

 

まずは応用的なロープを使ったコクーンストレッチャーから

営業に出かける前の社員を捕まえ、コクーン(繭)に包み込まれてもらいました。

 

 

実技は、峡谷に移動して、2ライン法とディフレクションライン

 

 

少人数の開催だったので、ロープの開く角度と負荷のかかり具合の関係を皆さまに実感してもらえる機会となりました。

 

次回は、埼玉で2020年1月24日開催します。よろしければご検討下さい。

 

https://www.rescue-japan.com/SHOP/5111500325.html

RESCUE JAPANブログ