NRS トウテザー33の使用方法の一つを紹介します。
救助用PFDに付いているクイックリリースハーネスの背中側に装着して使用します。
水難救助時で要救助者に、救助者が自ら泳ぎ接触し引き連れて戻る状況の場合は、救助者にはかなりの体力を必要とします。また、その状況が急流な場所であればより困難で救助者へのリスクは増大します。
要救助者へ直接接触する場合
ロープをトウテザーのカラビナに決着し要救助者に直接泳いで接近する救助者と、陸上でそのロープを確保する救助者の最低2人を必要とします。またもう1名の救助者が居る場合には陸上でロープを確保している救助者が水中に引き擦り込まれない様に後ろで支えをする救助者とに役割を分担します。
要救助者に直接泳いで接近する救助者は自身のPFDに装着したトウテザーとロープを決着させ泳いで接近します。要救助者を確保したなら陸上でロープを確保している救助者はロープを手繰り寄せます。要救助者を引き連れて泳ぐリスクを陸上からロープで引き寄せる事でリスクが軽減し迅速な救助が行なえます。
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NRS トウテザー33
http://www.rescue-japan.com/SHOP/1511100203.html
クイックリリースハーネスにつける”O-リング”はステンレス製
カラビナはOMEGA "FIVE-O"強度25kN
全長50~85cm