京都でTRRを実施しました。
寒い北風が吹く日やら春の到来を告げるよう気があったりやら、寒暖の差が激しい3日間でした。
寒かったわけではありませんが、宙づり救助で背負われてみました。
また、上部の荷重の移しかえは、AZTEKを使ったピグリグシステム(外付けの倍力)を利用しました。
ピグリグの利点は、簡単でかつマンパワーを必要としないことです。倍力システムの知識があればすぐに活用することができます。
宙吊り救助のみならず、ノット越えも使えるので知っておくべきスキルのひとつです。
その他、システムの面では、フォーカスアンカーを作成しました。弱い支点を2点からバックタイで支えて強固な支点を作成する方法です。
今回は、12.5mmのHTPでバックタイを作成しましたが、やっぱHTPは伸びず、バックタイなどに非常に有効だということを再度実感しました。3、4人で引っ張りましたがまさにワイヤーケーブルの体感です。伸びが不要なシチュエーションには、スタリーンHTPですわ。(←ちょっと宣伝)
3日間ありがとうございました。